【ホワイトペーパー】個別最適の人材インテリジェンス

企業は、資産を正確に把握し、評価します。在庫、製品の品質、営業費用、利益、顧客の需要を説明できるのは、それぞれについて正確な測定基準があるからです。

では、人的資産を測定する際はどうでしょうか?細心の注意を払っている企業は極めてまれです。

産業組織心理学者、人事・人材コンサルティング会社、そしてリーダーシップの研究組織は、何十年もかけて、個人の職務遂行能力に影響を与える多くの変数を明らかにしてきました。しかし、どれがCEO(最高経営責任者)にとって必要不可欠(ミッション・クリティカル)であり、どの要素が社員全体のエンゲージメントを推進するか。コーン・フェリーの研究機関Korn Ferry Instituteは、人材に関する世界最大規模のデータベースを持ち、経営層を含めた職業人の250万件以上のアセスメント結果を活用して、人材に関する要素を整理し、最も重要な側面を特定しました。

職場における個人のパフォーマンスは、コンピテンシー, 経験, 性格特性とドライバー(原動力)の4つの側面によって決まります。調査によると、これらの4つの側面は個々人のパフォーマンスの差異を十分に予測するものであり、人材に関する重要な変数、すなわち、エンゲージメント、リテンション、生産性、リーダーシップの発揮度、およびリーダーシップ・ポテンシャルの全てと相関関係があることが示されています。企業は、企業業績と株主価値を決定する重要なドライバー(原動力)として、人材をみなしています。

社員を正確に評価し、育成し、エンゲージさせている企業が競合他社を上回るパフォーマンスをあげていることはよく知られていることです。しかしこれを実現するためには、多くの企業は、従来より優れた人材インテリジェンスを必要としています。4つの側面をすべて考慮に入れることで、雇用主・企業は、高い解像度で適材適所を考えたり、会社全体の人材パターンを診断することができるでしょう。

この統合的アプローチで、個人または企業にとって最も顕著な結果に焦点を当てることにより、企業の人材に関する分析基準を即座に改善することができます。また、人材に関する変数間の思わぬつながりやギャップも明らかになります。最終的には、このアプローチにより、業績向上を加速するための革新的な人材戦略を構築できるようになるでしょう。

 

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