はじめに
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)への取り組み状況は各社各様でしょう。しかし以下の4つのステップは、根本原因を明らかにし、永続的な変化を推進し、職場においてDE&Iを競争優位の真の源泉とするために有用なものとなります。
組織は年間で80億ドル*以上をダイバーシティ&インクルージョンのプログラムに投じています。しかし、何十年も投資してきたにもかかわらず、進展はあまり見られません。DE&Iを正しく行うことは、特にサステナビリティ/ESGの高まりに照らすと、これまで以上に極めて重要です。従業員、顧客、投資家は、意味のある行動を求めており、組織とそのリーダーは、具体的な進捗を示すことが急務となっています。
2021年に北米で実施した調査では、回答者の75%が自組織はダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの取り組みを強化したと回答し、54%が人材プールの多様性が高まったと回答しました。
しかし、何から始めればいいのか分からないという組織もまだ多く存在します。また、DE&Iの取り組みを次の段階に進めるのに苦労している組織もあります。
もちろん、特効薬はありません。だからこそ私たちは、多様で公平でインクルーシブな組織を構築するためにリーダーが取るべき4つのステップを特定しました:
1根本原因を理解する
データを調べ、従業員の声に耳を傾けます。
2インクル―シブ・リーダーシップを構築する
あらゆるレベルでインクル―シブ・リーダーを採用し、育成します。
3行動的インクルージョンを形成する
人々がインクル―シブなマインドセット、スキルセット、信頼関係を築けるようにします。
4構造的インクルージョンを構築する
インクル―シブデザインを活用し、公平で透明性の高い制度、プロセス、慣行、アルゴリズムを構築します。
このガイドでは、4つのステップそれぞれについて詳しく説明し、その過程で遭遇する可能性の高い課題と機会をいくつか取り上げています。職場におけるDE&Iの構築がどの程度進んでいるかに関わらず、このガイドが進捗を加速させ、新たな視点や考え方をもたらす一助となれば幸いです。
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