はじめに
従業員がエンゲージメント高く生き生きと働いていることが、組織の成功にとって重要な要素であることに異論はないでしょう。エンゲージメントと職務におけるパフォーマンスが、生産性、定着率、利益、株主還元、離職率など数々の主要業績の確度の高い予測因子となることが調査からも分かっています。
コーン・フェリーの調査によると、エンゲージメント・スコアが上位1/4に入る企業は、それより低い企業に比べ、純利益が2倍、収益成長率が2.5倍、従業員の56%以上が創造的なアイデアが引き出されイノベーションの推進に役立っている、と回答しています。エンゲージメント・スコアが上位1/4に入る企業は、明確にその恩恵を受けているのです。一方、スコアがあまり高くない企業はどうでしょうか? 成果を上げるための魔法の薬や、エンゲージメントを向上させるための秘訣はあるのでしょうか?
「魔法の薬」は存在しませんが、コーン・フェリーの最近の調査からは、そのレシピのようなものは存在する可能性が示唆されています。世界中の12万人以上のアセスメント結果を分析した結果、従業員とその職務の成功要因との「フィット(適合性)」がエンゲージメントを高める原動力となっていることが分かりました。実際、性格特性やドライバー(原動力)がそのポジションに求められるものと一致している人は、フィットが低い人に比べて7.5倍から8倍も高いエンゲージメント・スコアに至る可能性があるのです。
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